ライドオンアース BLOG https://www.ride-on-earth.com ja Travel Blog ローママウンテンバイクツアー "アッピア旧街道、カタコンベ、ローマ水道橋" http:///blog/item/11559.html http:///blog/item/11559.html  イタリアの首都、3000年の歴史を持つ「永遠の都」ローマへようこそ。 ローマは町全体が遺跡といっていいほど、多くの歴史的建造物が街の景色に溶け込み、調和しております。 ローマを歩けば遺跡に当たると言っても過言ではありません。 しかし、今回ご案内するのはそんなローマの市街を少し外れた場所を巡るサイクリングツアーです。 世界中から観光客が殺到するローマの観光中心地を少し離れるとまた違った景色が見えてきます。 そんな都会の喧騒を離れたところを現地を知り尽くしたイタリア人ガイドと一緒に歴史街道を自転車で走ってみませんか? バイクレンタルショップを出発し、まずはカラカラ浴場へと出発します。 カラカラ浴場はローマ3世紀前半に皇帝カラカラの命によって建造された巨大な浴場跡です。 ローマ人にとっては浴場はコロッセウムと並んで娯楽施設の一つでしたので、庭園も備えた非常に壮麗で立派に作られておりまるで宮殿のような趣を呈しておりました。 ちょうどカラカラ浴場付近から現存するローマ街道の一つで郊外へ続く最古の街道、街道の女王の異名を持つアッピア街道の石畳が南東へと延びていきます。 ローマはインフラ整備に非常に力を注ぎ、ローマを中心に各地へと街道が整備され、そのため「全ての道はローマに通ず」と呼ばれるほどでした。 アッピア街道もその一つで主に軍用道路として紀元前4世紀から前3世紀にかけてローマから南イタリアのブルンディシウム(現ブリンディジ)まで全長500km以上の街道が敷設されました。 そして2300年の長い年月を経た今でも街道の一部は使用さえており、ローマ郊外の石畳もその一つで重要史跡とされています。 このサイクリングコースではこのアッピア街道の趣ある石畳をマウンテンバイクで走りローマの歴史を辿って行きたいと思います。 カラカラ浴場跡を過ぎ石畳を進んでいくと今度は3世紀後半に建造されたローマを囲むアウレリアヌス城壁とその門の中でも最大規模を誇り、最も保存状態の良いサン・セバスティアーノ門が見えてまいります。 この城壁は異民族の侵略への対抗策としてローマが急ピッチで建造したもので、サン・セバスティアーノ門はアッピア街道がここを通っていくため建設当時はアッピア門と呼ばれていました。 更に進むとカッファレラ公園を通り抜ける道へと入って行きます。 古い石とレンガ、漆喰でつくられた塀に挟まれは細い道で車も通るのですれ違う時は気を付けましょう。 少し進んだあとサンカリストゥスカタコンベを見学します。 カタコンベとは地下墓所のことで広義には地下の墓所として使われた洞窟なども含みますが、狭義にはキリスト教の教会の地下墓所を指します。 この付近には多くのカタコンベが存在しますがサンカリストゥスのカタコンベはローマ教会の公式な墓所で16名の教皇と30名の殉教者が埋葬されており、それにふさわしい装飾が施され、地下数層にわたっております。 このカタコンベの入場が難しい場合はサンセバスティアーノのカタコンベを訪れます。 は小さいながらもローマ7大聖堂の一つでもある聖セバスティアーノ大聖堂はこのカタコンベの上に建てられました。 かつてはカタコンベと言えばここのカタコンベのことを指しており、ペテロやパウロも一時ここに埋葬され、またローマ教会によれば宗教画のテーマとして有名な矢を射られた聖セバスティアヌスの聖遺物もここに保管されており、由緒正しいカタコンベであり、やはり地下数層にわたっています。 カタコンベを後にすると今度はマクセンティウスの競技場が見えます。 これはかつてローマ時代、紀元4世紀前半につくられたキルクスという戦車競技を行うための競技場で最も保存状態の良い競技場遺構の一つです。 そしてすぐそばにはチェチーラ・メテッラという紀元前1世紀の貴族の妻の為につくられた立派な墓があります。 外観は中世の城のようですが、それもそのはず14世紀に墓の上に防壁が付け加えられています。 更に進んでクインティーリ荘という紀元2世紀の有力貴族クインティリアヌスの邸宅の遺構まで行き、またローマ市街方面へと自転車を向けます。 そして最後の見どころローマ水道橋公園へ行きます。 このローマ時代には11本の水道がローマへと水を運んでおり、そのうち6本の遺構を非常によい保存状態でこの公園内で見ることができます。 さらにもう一本16世紀につくられた水道もあり、この水道は現在でも使用されています。 水道橋公園を見学後はカファレッラ公園を通りながらローマ市街を目指して戻って行きましょう。 アウレリアヌス城壁にアッピア街道の整備、水道の整備、さらに疫病を避けるためにつくられた郊外の地下墓所などこのコースではいかにローマが街の防衛、衛生環境、インフラ整備などいたるところに気を配っていたかがきっと理解でき、よりいっそうかつてのローマ、そしてローマ人たちの生活がイメージできるようになるのではないでしょうか。 マウンテンバイクで走るので石畳の道も走りやすく、体力に心配な方も電動アシスト自転車へ無料でアップグレードできますので安心です。 ローマ市内観光が済んだ方、すこし静かで落ち着いたところを観光したい方、穴場を巡りたい方や少し体を動かしたい方にお勧めです。 目立たないですが真にローマを支えた原動力はこのコースにこそ見出せるはずです。 Tue, 24 Mar 2020 00:00:00 +0900 セルフガイドサイクリングツアーとは? http:///blog/item/11690.html http:///blog/item/11690.html セルフガイドツアーはまだまだメジャーな旅行スタイルではありません。 そこでセルフガイドツアーとはなにか!?ご紹介いたします! Self(自身)Guide(ガイド)Tour(ツアー) Self(自身) セルフと言うのは、ご自身でのツアーということを意味しています。なぜならツアー中はツアーガイドが付きません。そのため、決められた見学ツアーがなく団体で移動するということがありません。休憩場所、観光スポット、ルートも仲間との話し合いで決めることができます。もちろん一人で自由気ままな旅にもおすすめです。 Guide(ガイド) 当ツアーにはガイドがつきません。ツアーに参加されるあなた自身がガイドです。パンフレット、ロードブック、旅程、お勧めのレストラン・カフェ、観光スポットなどのご案内を送らせていただきます。あとはその日の予定はご自身で決めてください!海外旅行やツアーの基本情報をお伝えします。ロードブックの地図は細かく説明されているので、道に迷う心配もなし!お勧めのレストランで現地名物を堪能できます。 Tour (ツアー) ツアーとは、弊社のサポートを意味します。24時間電話サポート、ホテルの予約、ホテルから次のホテルまでの荷物の移動、送迎車、自転車のレンタル、ご旅行に関することはお任せください!ツアー前のご相談も、航空券のご手配も、旅程のアレンジもお気軽にお問い合わせください。 セルフガイドツアーはガイド無しの自由さとツアーのサポートを上手く合わせたツアーです。ガイドがつかなくても、ツアーのサポートがあるので気軽にご参加いただけます! ライドオンアースをご提案しているセルフガイドツアーはこちら↓ ●4月~10月、毎土曜催行【ギリシャ】ペロポネソス半島の海と遺跡を満喫するセルフガイド自転車ツーリングツアー(7泊8日現地発、ガイドなし、初級者OK) ●4月~10月毎月1~3回催行【クロアチア】四つ星ホテルに泊まりながらアドリア海の島々と3つの世界遺産を巡る自転車ツーリング6泊7日 初心者歓迎(現地発、ガイド無し個人ツアー) ●4/15~6/15, 9/15~11/15 毎週土曜催行【クレタ島】サイクリングツアー ミノア文明の遺跡へ(ガイド無し、セルフガイドツアー) ●3月~10月、毎週日曜出発【フランス】11泊12日、パリ~モンサンミッシェル自転車ツーリングツアー(現地発、セルフガイドツアー、ガイドなし) ●3月~11月 【フランス】ボルドー|カルカソンヌ ワイン生産で名高いボルドーから、中世の雰囲気漂うカルカソンヌまでの8泊9日のサイクリングツアー(現地発、ガイド無し個人ツアー) Thu, 24 May 2018 18:27:10 +0900 ツール・ド・フランス2018 第12ステージゴール地点 ラルプ・デュエズ http:///blog/item/11404.html http:///blog/item/11404.html  ツール・ド・フランスを代表する超級山岳の街、ラルプ・デュエズが2018年もコースに登場です。 第12コースは距離175km。ブール・サン・モーリスから始まり、マドレーヌ峠とモンヴェルニエ、そしてクロワ・ド・フェール峠を越え、最後1838mのラルプ・デュエズにてゴールを迎えます。 最後のラルプ・デュエズに登る坂は距離13.8km、平均勾配8.1%、そして21のカーブがあり、ここで数々の名勝負が繰り広げられてきました。 それぞれのカーブには歴代優勝者の名前入りのパネルが飾られており、それぞれの国が陣取って応援します。 コースの最初は一番勾配がきつく、2kmに渡って平均10%の勾配が続きます。ここのスタートでは2001年ツールドフランスで、かのランス・アームストロングが敵に体調が悪いふりをして集団後方に下がりブラフをかけ、絶好のタイミングで加速した伝説の地でもあります。 きつい勾配を抜け、ラ・ギャルドの街を抜けた後は6つの急カーブが選手たちを待ち受けます。減速と加速を繰り返す悪魔のカーブたちは急速に選手たちのペースを乱し、体力を奪います。 次にたどり着くのはユエズの町。町に着くと勾配は落ち着きますが、残る5つのカーブからまたレッドゾーンと呼べる10%の勾配が始まります。 最後に山の頂上にたどり着くと、挑戦者たちを歓迎するかのように緩やかなフラットなコースが1km続き、ゴールとなります。 各カーブに設けられている応援地点は、様々な国の音楽や特色があるので一つの見どころとなっています。 自転車ファンには堪らないこの超級山岳コース、ラルプ・デュエズ。是非2018年ツール・ド・フランスで応援しに行ってみませんか? フィールズオンアースのツアーでは、この伝説の峠 アルプデュエズ頂上ゴール付近に2連泊を確保! 先着限定16名様のご案内となります。 Wed, 28 Mar 2018 00:00:00 +0900 アイアンマン・オーストラリア大会開催地~ポート・マッコリ―~ http:///blog/item/11480.html http:///blog/item/11480.html 日本のゴールデンウィークに開催されるアイアンマン・オーストラリア大会。なかなか休みが取れない人でもアイアンマン参加のチャンスです! 近年の開催地はオーストラリア東部、ニューサウスウェールズ州のポート・マッコリ―です。 日本からは国際線と国内線を乗り継ぎ、約15時間。シドニーからは約1時間で到着です。ポート・マッコリ―には小さいながらも空港があるので市中心部まで車で約10分。アクセスも悪くありません。 リゾート地としても人気の街で、美しいビーチや灯台が街のシンボルです。 中心地にはおしゃれなレストランやカフェの他、スーパーやショップが立ち並び滞在中に必要になりそうなものは全て揃います。 海に面した街らしく新鮮なカキなどの魚介類も人気です。レース前は怖いですが、レース後のご褒美などに味わいたいものです! 5月から11月くらいまでは海岸線に近づくクジラが見れることもあり、ホエールウォッチングのクルージングなども人気のアクティビティです。 その他にもジェットスキーやカヤックなどアクティビティが充実しています。 なんと灯台の麓にあるライトハウス・ビーチではラクダのライディングも! さらにポート・マッコリ―にあるコアラ・ホスピタルでは傷ついたコアラのケア、リハビリを行い野生に帰す活動をしています。 入場無料で見学ができます。 レース後でも、愛らしい動物たちとの出会いに疲れたからだも癒されるかもしれません。 中心部から車で20分ほどのところにはワイナリーもあり、オージーワインのテイスティング、ワイナリーツアー、なんと乗馬体験までできるそう。 テイスティングをしてお気に入りのワインをお土産にいかがですか? アイアンマン参加のみだけでなく、観光やアクティビティなどご家族での応援旅行にもおすすめです!ご手配のご希望はお早めに! 2018/5/4-5/8 アイアンマン オーストラリア大会参加ツアー 4泊6日 エントリー代行、会場すぐ近くのホテルご宿泊手配代行 Fri, 02 Mar 2018 00:00:00 +0900 ゴールデンウィークに開催!アイアンマン・オーストラリア http:///blog/item/11479.html http:///blog/item/11479.html 世界各地で開催されるアイアンマン。なんとアイアンマン・オーストラリア大会は日本のゴールデンウィークに開催されるので普段なかなか休みが取れない人もアイアンマン参加のチャンスです! 1985年から開催されているアイアンマン・オーストラリア大会はシドニーから国内線で1時間程のポート・マッコリ―で行われます。 エキスポ会場となるグラスハウスではアイアンマン関連グッズなどの販売も! 70.3も同日開催のためスイムのエイジグループは7:18(am)からとやや遅めのローリングスタートです。 2017年はポート・マッコリ―を流れるヘイスティングス川が舞台となりました。川といえどもタスマン海にそそぐ河口付近がコースとなったため水は海水との情報も。入り組んだ支流は比較的流れが穏やかなようです。 1周3.8㎞のコースでは川の流れをせき止める”せき”がかかるため一部陸上に出る部分があります。1.7㎞付近、2.5㎞付近でこれを2回越えます。 スイムは2時間20分でカットオフです。 1周約90㎞のバイクコースは比較的フラットなコースを2周。 オーシャン・ドライブという道路が海沿いの道かと思いきや、海より少し内側の道路のため木立が並ぶ代り映えのしない景色が続きます。 一部ではビーチを見渡せる箇所もありますよ! バイクは10時間でカットオフです。 ランは4周のコース。一部を除きほぼフラットなコース。 ランスタート後ポート・マッコリ―中心地から海へ向かうところに上り坂。4周なのでこれを4回越えていきます。 コース途中、フィニッシュラインの横を通過するので歓声を浴びながら己との闘いです。 ランは17時間でカットオフです。 2017年の完走者は1132名中1071名、完走率90%超です。最終フィニッシャーは16時間53分34秒でのフィニッシュです。 2018年のコースは現時点で未発表ですが、エントリーは受け付けています。(2/26) リゾート地でもあるポート・マッコリ―で行われるアイアンマン・オーストラリア大会は毎年リピーターが多い大会だそうです。 地元も盛り上がりをみせる今大会は2018/5/6に開催です!ゴールデンウィークにアイアンマン参加のチャンスがまだあります! ハワイ島コナで行われるチャンピオンシップへは40名のスロットです。 ツアーのお申込はお早めに!! 2018/5/4-5/8 アイアンマン オーストラリア大会参加ツアー 5泊7日 エントリー代行、会場すぐ近くのホテルご宿泊 Mon, 26 Feb 2018 09:37:12 +0900 パリ・ルーベ スタート地点~コンピエーニュ~ http:///blog/item/11409.html http:///blog/item/11409.html 今年4月8日に開催される「クラシックの女王」の異名を持つワンデーレース、パリ・ルーベはその優雅な名前とは裏腹に過酷を極めるレースとなっています。 歴史があり非常に格調高いクラシックロードレースの一つで、ツール・デ・フランドル、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュと同様モニュメントと呼ばれ、今年で116回目を迎えます。 コースは全体的にフラットですが、その260㎞の内全長50㎞は大きな石が粗く敷き詰められた石畳となっており、ただでさえ自転車操作が困難な上に、雨天では石が非常に滑りやすくぬかるみでタイヤをとられ、晴天でも舞い上がる砂ぼこりで選手たちの視界を奪います。 そのため毎年多くのケガ人を出すにもかかわらず、その過酷さに魅了された選手達が毎年多く参加し、それを一目見ようと世界中から観客が集まってきます。 そしてこのレースのスタート地点となるのがパリの北東80㎞ほどのところに位置する町コンピエーニュです。 コンピエーニュといえばまず思い当たるのはジャンヌダルクでしょう。 英仏100年戦争の後期、ロレーヌ地方のドンレミ村の少女ジャンヌは大天使ミカエルのお告げを受け、当時国土の大半をイングランドに占領されていたフランス解放にわずか16歳の若さで立ち上がり、シャルル7世を助け、困難と言われていたオルレアンを解放し「オルレアンの乙女」と呼ばれました。 その後も常に軍の先頭に立ちイングランドを押し返し、敗色濃厚だったフランスの町を次々と開放していきました。 しかし快進撃を続けていた彼女がついに捕らえられたのがこのコンピエーニュです。 一説にはジャンヌの活躍に嫉妬したフランス側の誰かの策略に嵌められたとも言われています。 その後彼女は魔女の嫌疑をかけられ異端審問にかけられ火刑に処されることになりましたが、現在ではフランスの救国の英雄としてフランスの聖人の一人として人々の崇敬を集めています。 コンピエーニュのジャンヌダルク像と市庁舎 その他にも第一次、第二次大戦のドイツとの停戦協定が行われたりと歴史的に非常に重要な意義を持つ町でもありますが、まず町の見どころとして欠かすことが出来ないのが、町の中で圧倒的存在感を誇るコンピエーニュ宮殿です。 パリ・ルーベはこの宮殿の前のジェネラルドゴール広場がスタート地点となっており、当日は大勢の観客で広場が埋め尽くされます。 この宮殿はルイ15世によって建造され、ナポレオン1世により改装された後、とりわけナポレオン3世によって非常に愛され多くの招待客を集め舞踏会などが催されました。現在では美術館として開放されており、ヴェルサイユ風の豪華な調度品から帝政期の新古典主義のものまでご覧いただけます。 コンピエーニュ宮殿 ジャンヌダルクの足跡に興味のある方は是非サンジャック教会を訪れてみて下さい。 これはゴシック様式の教会でジャンヌダルクが捕まる日の朝祈りを捧げたことで有名です。 中ではジャンヌダルクの絵を見ることが出来ますし、町を歩いているとジャンヌダルク像をいろんなところで見つけることが出来るでしょう。 サンジャック教会 また他にも市庁舎やジャンヌダルクの塔、サンコルネイユ修道院といった歴史的建造物に出会うことが出来ますし、天気が良ければ穏やかなオワーズ川沿いの公園でゆったりと過ごすのもいいでしょう。 過酷なレースの選手たちの戦いのスタート地点となるこの町で、かつての波乱の歴史に思いをはせてみるのもよいのではないでしょうか。 Thu, 22 Feb 2018 00:00:00 +0900 アイアンマンバルセロナ~バルセロナのガウディ建築群~ http:///blog/item/11411.html http:///blog/item/11411.html   情熱の国スペインで開催されるアイアンマンの舞台は世界遺産都市バルセロナです。 今年もバルセロナ近郊の村、列車で1時間ほど北東に行ったところにあるカレーリャという村で催されますが、やはりせっかくバルセロナを訪れたならば是非ともガウディの世界を感じて頂きたいと思います。 アントニオ・ガウディ(1852年-1926年)はスペイン、カタルーニャ地方に生まれ、バルセロナで建築を学び、パリ万博にて若くしてその才能を認められ、多くの作品を手掛けたが、熱心なカトリック教徒で後半生はサグラダファミリアの建築に全精力を注ぎ、夢半ばで事故で亡くなりました。 その手法は自然界から設計構造を取り入れ曲線を生かした生物的な建築で、更に細部にわたって多彩な装飾を施すところに特徴があります。 ここではバルセロナ市内で各所にその特徴が見られる世界遺産に登録されている建築をいくつか紹介していきます。 グエル公園 グエル公園は元々はガウディがパトロンであるグエル伯爵のもと設計し作り上げた分譲住宅です。 自然との調和をコンセプトとして設計されたこの公園は急速な工業化の波が押し寄せるスペインの風潮に対するアンチテーゼともいうべき作品です。 残念ながら当時その価値観を理解できる人はおらず、住宅の買い手はガウディとグエル伯爵の二人だけで、伯爵亡き後は完成を見ることなくバルセロナ市に寄贈されました。 各所にタイルのモザイクがふんだんに使われ、石を積み重ねて曲線を作った回廊やお菓子の家ような建物、そしてガウディが一時住んだ家など見どころが満載です。 ガウディならではの発想のファンタジーの世界を体験してみましょう。 カサ・バトリョ カサ・バトリョとはバトリョ邸という意味で、バトリョ氏から邸宅の改築を依頼されたガウディが手掛けたものです。 元々の邸宅に地下室と5階を加え、内装や外観に曲線を取り入れ、更にタイルやステンドグラスの装飾を施しました。 建物の正面の石柱やバルコニーの形が骨のように見えることから「骨の家」とも呼ばれていますが、ガウディによる造形のコンセプトとしては、海中をイメージして造られたとか、ドラゴンがテーマだとか諸説あります。 現在では内部見学が一般に開放されており、中に入るとガウディらしいタイル装飾と柔らかな流線はもちろん、明るい色調と自然光を取り入れる設計がされているため、限られた外に面した窓の数にもかかわらず明るい印象を与えられます。 カサ・ミラ この建物は実業家ミラ氏の邸宅兼賃貸マンションとして建てられ、現在では内部はガウディ建築の博物館として利用されています。 地中海をイメージして設計されたこの建物は当初その独創性と非実用性ゆえに人々に「石切り場」と揶揄され批判の的となりました。 その全く直線を持たず波打った流線形のみで構成された姿はまさにガウディの芸術的感性を前面に出したと言えるでしょう。 内部の細かな装飾にいたるまで彼の芸術性をここかしこに発見できるこの建物はバルセロナ観光の必見の名所の一つです。 ちなみにカサ・ミラは現在でも賃貸マンションとして貸し出され、その家賃は昔と変わらぬ1200ユーロですので、まさにガウディの世界の住人になってみてはいかがですか。 サグラダファミリア バルセロナ観光のハイライトとなるのがこのガウディが人生を賭けて精力をつぎ込んだ未完の聖堂、サグラダファミリア(聖家族大聖堂)です。 見るものを圧倒するその存在感を持つこの建造物は着工から100年を経過して未だ建造中にもかかわらずその芸術的、建築学的意義を評価されて世界遺産に登録されています。 元々は人々の喜捨によって財源を捻りだして建造されていたこの聖堂はガウディ存命中には「生誕のファサード」と呼ばれる正面と地下聖堂のみしか完成しておらず、その後も遅々として作業は進みませんでした。 またその最終的な完成図はガウディの頭の中にあり、弟子によって残された設計資料も戦争などで多くが消失してしまい、さらに時とともに劣化する建物を修繕しながら、限られた資料の元手探りで建築を進めざるを得ない事情もあり完成には300年かかると言われた未完の聖堂でした。 ところが現代の最先端の3D技術を駆使した構造解析や3Dプリント技術のおかげで大幅に工期が短縮し、ガウディ没100周年の2026年の完成を見込んでいます。 完成まであと10年をきり、今のところ18本建てられる予定の塔のうち12本が完成していますが、まだ170メートルを越える中央塔もなく、完成後はまた見違える姿を見せてくれるでしょう。 一方で未完成の現在の姿というのは今しか見ることが出来ません。 是非この歴史に残るこの偉大な建築物の建造中の姿を一目見に訪れてみてください。 いかがでしたでしょうか。 アイアンマンだけでなくアンドラ・ウルトラトレイルと組み合わせることも可能です。 是非ガウディの独創的でユニークな世界観をバルセロナで体感してください。 Fri, 19 Jan 2018 00:00:00 +0900